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ソウル・アルケミスト・シャンカリの 人類発展の神秘:「シューズ」 |
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わたくしの経験では、人は靴大好き人間とそうではない人とに分かれます。わたくしはそうではない方ですが、妹と娘は靴が大好き。履物というのはおもしろいもので、焼け付くアスファルトや凍りついたタイルの上を歩き回る以外にも、色々と役に立つ道具です。 靴はわたくしたちの心の行方を示してくれます。靴はわたくしたちの魂の中をちらりと見せてくれる、ステキなオブザーバー。わたくしたちが親しみ、愛してやまない靴の存在は、実は200年ほど前にはほとんど見られませんでした。それ以前の時代では、高貴な階級や上流貴族だけが本物の靴をはくことができただけで、それ以外では軍人の履く大振りで頑丈な皮のブーツがあっただけ。軍用ブーツというのは、もちろん歴史上初の発明品です。戦争は常に資産家たちを刺激するものだといえます。 足の裏には全身につながる様々なツボがあります。きつすぎる靴やぶかぶかの靴を履いていると、足ツボに悪影響がでて長いこと放っておくと激しい痛みをひき起こしかねません。伝統文化では、履物というのは足を保護し、寒さをしのぐために欠かせないものでしたけれど、現代文化になるとファッションに取って代わります。シーズンごとに2?3足は新しい靴を買う人もいるのではないかしら。靴業界というのは、常に発展嗜好の観客を相手にする訳ですから、すたれることはありません。子供は成長を続けるし、老人には特別仕様の靴が必要になりますし…。靴の飾りが壊れる前に、靴底がぱっくりと開くまで履く、という事はほとんどなくなりました。昔は靴というのは一生もの、という印象でしたが今ではワンシーズンだけのために作られているようです。
どんな履物を選ぶかによって、どんな気持ちになるか、心にどう影響するかということについて、気付いたことがあります。頑丈なブーツを履いていると、不思議な気分になります。つまり、自分はタブでだれも気安く近づけない気分、ちょっと尊大な気分が頭をもたげ、どんな場所でもガンガン行けそうな、なんというか神のような気分。同時に物事にかまわなくなったり、おおざっぱになったり。頑丈なブーツにはオシャレな装飾もなく、実用一点張りですから。 軽いダンスシューズを履いたときも、同じことがおこります。なぜだか心が軽くなって、雲の上でマラソンだって出来てしまうような気分になりませんか。ちょっと考えてみると、靴というのは何百年もの間、わたくしたちの行動や気持をコントロールしてきたことがわかるでしょう。ですから今度はせめて、それがどのようにおこるのか、どうすれば自分に役に立つかを、考えてみましょう。 ドクマーティンズは郊外の女の子たちにとって、アーミーブーツと同じ存在です。それを履くと一日中、自分が弱くて傷つきやすい存在である事を忘れてしまいます。 やわらかな皮のダンスシューズは、ボクサーにも寛大さと芸術的な面を引き出してくれるでしょう。靴選びというのは、わたくしたちの心の中で、一番弱い部分に力を与えてくれるのです。 こうしたことを心にとめて、次に靴屋に行く時には、さまざまな世界に思いをはせてみて下さい。エリザベス女王でさえ、わたくしたちが毎日選ぶことのできる膨大なアクセスは持ち合わせていないことでしょうね。 シャンカリから心をこめて:困難と喜びを知る、あなた方の姉妹から、神秘と魅力に包まれたお話… Recommend this article... |